汪亜塵(1894-1983)は、浙江省杭州市生まれ、元籍は安徽省太平(現在の黄山市)。中国近現代の著名な画家、美術教育者。早年、日本に留学し、帰国後、上海図画美術院(上海美術専門学校の前身)の設立に参加し、同校の教授や教務主任を務めた。新美術運動を推進。その芸術は中西の技法を融合させ、特に金魚の絵に優れ、生き生きとした表現と鮮やかな色彩で知られ、徐悲鴻の馬、斉白石のエビと並び「画壇の三絶」と称され、「金魚の王」「金魚先生」と呼ばれた。代表作には『金魚図』『睡蓮金魚図』『磐亭』などがあり、中国現代美術教育および海派絵画の発展に重要な影響を与えた。